2011年 11月 16日
滋賀にて |
11月6日から滋賀県草津市で行われた㈱ナルディックのオープン工房とワークショップに参加してきました。
前日より埼玉の女性鍛治屋(今流行の)二人と共に高島市マキノの青山裕次さんにお世話になりました。
今回はスペインから鍛冶屋のマエストロ、フアン・アンドレス・オカンポ氏も招待され、2日間に亘って実演を行われていました。
話には聞いていましたが、格子を縦横に割いて組む作業は想像を超える物でした。
出来上がった格子、割いた穴が縦横に組み合わされている為、一本を切断してもバラバラにならない構造で「悪魔の格子」と名づけられています。
現在では制作方法が解からずオカンポ氏が研究の末、制作方法を確立されたそうです。因みにスペインでは特許を取っていてオカンポ氏以外は作る事が出来ないとの事でした。
3日目はオカンポ氏の特別講義?を開催、基本的ながら重要な技法を組み合わせた「蛙」作りや割き通しのおさらいまでして頂き、学生に戻ったような時間を過ごしました。
お世話になった㈱ナルディックの社長、常務をはじめ、社員の皆様、ありがとうございました。
予定のスケジュールを終え、帰路に着くはずでしたが、急遽オカンポ氏のお世話をしている山内鈴花さんと森泰之さんのアトリエを訪ねる事になり、車で移動・・琵琶湖を渡り、先導する山内さんとオカンポご夫妻の車はどんどん山の中へ、日もとっぷり暮れる頃、アトリエ到着~
埼玉の鍛治屋三人と青山氏でアトリエ内を物色。へーへーホーホー言っているうちにすっかり遅くなってしまい、結局、その晩はオカンポご夫妻らと共に山内さんの部屋に泊めていただくことになりました。
翌朝はオカンポ氏も来日後、初のお休みだったそうで、琵琶湖の畔をお散歩してきました。
実演中は鋭い眼光で作業をしていたオカンポ氏、(24年間スペイン軍に所属していたと聞いて納得)も通りすがりの保育園児の列に声を掛け(スペイン語で)フリーズする園児(笑)にカメラを向けたりしていました。
その後、森さんが講師をしている成安造形大学を案内して頂き、何十年かぶりの学食ならぬカフェで昼食を取った所でタイムアップ。別れを惜しみつつ琵琶湖の畔を後にしました。
鍛冶屋という繋がりで色々な人たちに出会い、分かち合えるのだと改めて感じた今回の旅でした。
前日より埼玉の女性鍛治屋(今流行の)二人と共に高島市マキノの青山裕次さんにお世話になりました。
今回はスペインから鍛冶屋のマエストロ、フアン・アンドレス・オカンポ氏も招待され、2日間に亘って実演を行われていました。
話には聞いていましたが、格子を縦横に割いて組む作業は想像を超える物でした。
出来上がった格子、割いた穴が縦横に組み合わされている為、一本を切断してもバラバラにならない構造で「悪魔の格子」と名づけられています。
現在では制作方法が解からずオカンポ氏が研究の末、制作方法を確立されたそうです。因みにスペインでは特許を取っていてオカンポ氏以外は作る事が出来ないとの事でした。
3日目はオカンポ氏の特別講義?を開催、基本的ながら重要な技法を組み合わせた「蛙」作りや割き通しのおさらいまでして頂き、学生に戻ったような時間を過ごしました。
お世話になった㈱ナルディックの社長、常務をはじめ、社員の皆様、ありがとうございました。
予定のスケジュールを終え、帰路に着くはずでしたが、急遽オカンポ氏のお世話をしている山内鈴花さんと森泰之さんのアトリエを訪ねる事になり、車で移動・・琵琶湖を渡り、先導する山内さんとオカンポご夫妻の車はどんどん山の中へ、日もとっぷり暮れる頃、アトリエ到着~
埼玉の鍛治屋三人と青山氏でアトリエ内を物色。へーへーホーホー言っているうちにすっかり遅くなってしまい、結局、その晩はオカンポご夫妻らと共に山内さんの部屋に泊めていただくことになりました。
翌朝はオカンポ氏も来日後、初のお休みだったそうで、琵琶湖の畔をお散歩してきました。
実演中は鋭い眼光で作業をしていたオカンポ氏、(24年間スペイン軍に所属していたと聞いて納得)も通りすがりの保育園児の列に声を掛け(スペイン語で)フリーズする園児(笑)にカメラを向けたりしていました。
その後、森さんが講師をしている成安造形大学を案内して頂き、何十年かぶりの学食ならぬカフェで昼食を取った所でタイムアップ。別れを惜しみつつ琵琶湖の畔を後にしました。
鍛冶屋という繋がりで色々な人たちに出会い、分かち合えるのだと改めて感じた今回の旅でした。
by heartbeetle
| 2011-11-16 21:16
| 旅