2011年 07月 01日
節電の夏 |
梅雨の暑さに負けてブログの更新をしないまま、7月になってしまいました。
今年の夏は節電という事も有り、例年にも増して暑い夏になりそうです。
そう言えば、節電で思い出したことがあります。
3年前にドイツ、オーストリア、チェコを旅したときに出会った鍛冶屋のマイスターの工房です。
オーストリア、ザルツブルグからÖBBで1時間ほど、Pfarrwerfen駅(発音が難しい・・)の目の前にヒューバートウィンクラー氏(Hubert Winkler)の工房はありました。
驚いたのは工房にある3台のエアハンマーやグラインダー等の電力が水力発電で賄われていた事です。
氏の生業は主に斧を作る事のようでしたが、錠前鍛治として、あるいは城の修復にも携わっていました。
自宅兼の工房でお昼を頂いたり、斧作りを体験させてもらったり、とても良い旅の思い出です。
中世からの鍵や錠前のコレクションや自ら制作した物もありました。
斧を作る工程によってエアハンマーやスプリングハンマーを使い分けています。
仕上げは手作業です。夏は裸が定番の様です。
ウィンクラー印の斧。
500年以上前から続く工房も跡取りは居ないようで、「いつか日本人が来るだろう!」と言っていたのが印象的でした。
<お知らせ>
7月2日から栃木県益子町のもえぎ本店「風鈴展」に参加いたします。
今年の夏は節電という事も有り、例年にも増して暑い夏になりそうです。
そう言えば、節電で思い出したことがあります。
3年前にドイツ、オーストリア、チェコを旅したときに出会った鍛冶屋のマイスターの工房です。
オーストリア、ザルツブルグからÖBBで1時間ほど、Pfarrwerfen駅(発音が難しい・・)の目の前にヒューバートウィンクラー氏(Hubert Winkler)の工房はありました。
驚いたのは工房にある3台のエアハンマーやグラインダー等の電力が水力発電で賄われていた事です。
氏の生業は主に斧を作る事のようでしたが、錠前鍛治として、あるいは城の修復にも携わっていました。
自宅兼の工房でお昼を頂いたり、斧作りを体験させてもらったり、とても良い旅の思い出です。
中世からの鍵や錠前のコレクションや自ら制作した物もありました。
斧を作る工程によってエアハンマーやスプリングハンマーを使い分けています。
仕上げは手作業です。夏は裸が定番の様です。
ウィンクラー印の斧。
500年以上前から続く工房も跡取りは居ないようで、「いつか日本人が来るだろう!」と言っていたのが印象的でした。
<お知らせ>
7月2日から栃木県益子町のもえぎ本店「風鈴展」に参加いたします。
by heartbeetle
| 2011-07-01 15:13
| 日常